税金を正しく申告していなかった場合、税務調査と呼ばれる形で申告が正しいか調査が入ることがあります。自分では正しく申告、納税したつもりでも「計算が間違っているかもしれない」と不安に感じている方もいるでしょう。いつか税務調査が来るのではと不安ですよね。
そこでこの記事では、税務調査が来やすい時期についてご紹介します。
この記事を読むことによって、特に税務調査に注意すべきタイミングがわかるので、参考にしてみてください。
相続税の税務調査はいつ連絡がくる?
相続税の税務調査は、申告から2年目くらいまでのタイミングで連絡が来る可能性が高いです。そのため、2年を過ぎても何も連絡がない場合、税務調査が入る可能性は少なくなるといえるでしょう。
ただ、どれくらい時間がかかるかはケースによって異なります。税務署で怪しまれ、慎重に調査しなければならないと判断された場合には、3年目以降に連絡が来る場合もあります。
もちろん、相続税を申告したからといって、すべてに税務調査が入るわけではありません。調査が入りやすいのは、申告書に誤りがある、資料が不足しているような場合や下記のようなケースです。
・自分で申告を行った(税理士の署名がない)場合
・被相続人の所得などから勘案して相続財産が少ない場合
・遺産総額が3億円を超える場合(地域にもよる)
・遺産の内、金融資産の割合が多い場合
などのケースでは税務調査を受けやすいで注意しておきましょう。
相続税の税務調査がよくある時期
相続税の税務調査を受けやすい時期とされているのが、9月から12月です。
申告書を提出した年の翌年、または2年後の9月から12月までに行われる可能性が高いといえます。
税務署の人事異動は7月にある為、人事異動後に少し落ち着いた8月頃から納税者に連絡し、実際に税務調査になるのが9月からという流れです。
また、調査選定のために時間がかかるため、相続税の申告書を提出した年にはないことはポイントでしょう。
ただし、ケースによっても異なるので、その他のタイミングで税務調査される可能性がないとは言い切れません。
正しく申告、納税をすれば安心
いかがでしたでしょうか?税務調査が来やすい時期についてご紹介しました。税務調査はできるだけ避けたいものではありますが、きちんと計算して正しく申告と納税を行っておけば心配ありません。
ですが、自分で正しく計算したつもりが間違えてしまうようなこともあるでしょう。相続税の計算方法は複雑であるため、専門的な知識を持って計算するのが理想です。できる限り税務調査に関するトラブルを避けるためには、税理士に相談したほうが良いでしょう。
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