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ブランドバッグにも相続税はかかる?評価方法や申告時の注意点

2026年06月13日

相続が発生した際不動産や預貯金だけでなく、ブランドバッグや貴金属などの高級品も相続財産に含まれる可能性があります。
特に、元値が高いエルメスのバーキンやケリー、シャネルのマトラッセなど価値の高いブランドバッグは、相続税の対象になるケースも珍しくありません。
「相続税はどのくらいかかるのか」「どのような方法で評価するのか」と悩む人も多いでしょう。
また、ブランドバッグの価値は市場価格や査定額によって大きく変動します。
そのため、適切な評価や申告を行わなければ相続税の計算に影響を与えることがあり、注意が必要です。
本記事では、ブランドバッグと相続税の関係、査定方法や評価基準、申告時の注意点について詳しく解説します。

ブランドバッグと相続税の基本知識

ブランドバッグは相続税の課税対象となる財産です。
ただし、ブランドバッグと一口にいっても値段に幅があります。
5万円以上の価値があるブランドバッグは貴金属、宝石などと同様動産扱いです。
相続税の対象になる財産には、現金や預貯金、不動産だといったイメージが強いですが動産も含まれます。
例えば、自宅に保管されているエルメスやシャネルなどの高級ブランドバッグも相続財産として扱われる可能性が高く、その場合は相続税の申告時には価値を確認する必要があります。

ただし、ブランドバッグを相続したからといって必ず相続税が発生するわけではありません。
相続税には基礎控除があり、相続財産の総額が基礎控除以下であれば相続税はかかりません。
そのため、ブランドバッグ単体ではなく、預貯金や不動産、貴金属などを含めた財産全体で判断することが大切です。

ブランドバッグの相続で税金がかかる可能性が高いケース

ブランドバッグの相続で税金がかかる可能性が高いケースは、主に以下のようなものが挙げられます。

  • エルメス・シャネルなどのハイブランドバッグを相続した
  • 限定品など価値が高い製品が多数あった
  • 宝石や貴金属と一緒に相続した
  • 不動産や預貯金とブランドバッグを合わせて相続した

このようなケースでは、まず相続財産全体を確認し、必要に応じて査定や税理士への相談を行いましょう。
勝手に価値なしと判断してしまうと、後でトラブルになるケースもあります。

ブランドバッグの査定・評価方法

ブランドバッグの相続税評価額は購入時の金額ではなく、相続開始時点の時価によって評価します。
例えば、数十万円で購入したバッグであっても、人気モデルで市場価値が高まっていれば査定額が上昇することがあります。
反対に、状態が悪い場合や需要が低下している場合は価値が下がるケースもあります。

ブランドバッグの評価方法としては、主に以下の方法があります。

  • 買取業者による査定
  • ブランド品専門店での査定
  • 複数業者への査定依頼
  • オークションや中古市場価格の確認

特に相続税申告を行う場合は、複数の査定結果を参考にすると客観的な評価額を算出しやすくなります。
また、保存袋や保証書、箱などの付属品が残っている場合は査定額が高くなるため、ブランド品の状態も重要です。

相続税の計算にブランドバッグはどのような影響を与える?

相続税の計算では、ブランドバッグの評価額も相続財産に加算されます。
例えば、預貯金や不動産だけでは基礎控除以下だった場合でも、高級ブランドバッグや貴金属などの動産を加えることで課税対象になるケースがあります。
特にエルメスのバーキンやケリーなどは中古市場でも高額取引されているため、状態の良い品を持っている場合は相続税に影響が出やすいでしょう。
相続税を計算する際は、ブランドバッグだけではなく、すべての相続財産を一覧化し、総額を把握することが重要です。
財産額の確認を怠ると申告漏れにつながる可能性があるため注意しましょう。

ブランドバッグの相続税申告で注意したいポイント

ブランドバッグの相続税申告では、適正な評価額を設定することが大切です。
査定額が極端に低い場合は税務署から指摘を受ける可能性があります。
一方で、実際の価値以上に高く評価すると不要な相続税を支払うことになるかもしれません。
また、相続財産の中にブランドバッグが複数ある場合は、それぞれの価値を確認しなければなりません。
高級ブランドバッグだけでなく、宝石や貴金属なども合わせて確認しておくと安心です。
なお、ブランドバッグや宝石類は「形見分け」と称して遺産相続の前に分配されるケースもあります。
しかし、動産に分類される可能性があるものは、遺産相続が済むまで手を付けないほうが無難です。

また、相続税申告の際に不明点がある場合は、税理士へ相談することをおすすめします。
無料相談を実施している税理士事務所も多く、相続財産の確認や申告方法についてアドバイスを受けられます。

ブランドバッグを売却した場合の税金

相続したブランドバッグを売却するケースもあります。
この場合、売却によって利益が発生した場合には税金がかかるケースもあるので、注意しましょう。

特に高額なブランドバッグは市場価格の変動が大きいため、売却前に買取店や専門業者へ査定を依頼するとよいでしょう。
買取業者によって査定額が異なることも珍しくありません。
複数の店で査定を受けることで、ブランドバッグの適正な価値を把握できます。
また、相続後に売却を検討している場合は、査定結果や取引記録を保管しておくことも重要です。

ブランドバッグの保管方法と価値維持のポイント

ブランドバッグは保管方法によって価値が変わる場合があります。
湿気や直射日光を避け、自宅で適切に管理することで価値を維持しやすくなります。
また、定期的なメンテナンスを行うことで査定額の低下を防ぐことも可能です。
高級ブランドバッグは資産としての側面もあるため、相続を見据えた管理を行うことが重要です。

まとめ

ブランドバッグは相続税の課税対象となる財産です。
相続税の申告では、ブランドバッグの価値を適切に評価し、財産全体の金額を把握する必要があります。
特にエルメスやバーキンなどの高級ブランドバッグは査定額が高くなることもあるため注意が必要です。
相続税の計算や申告方法に不安がある場合は、税理士や専門業者へ相談しながら進めると安心です。適切な査定と評価を行い、スムーズな相続手続きを進めましょう。

筆者情報

氏名:山根 謙二 (やまね けんじ)

資格:税理士(税理士登録番号92527号)
   行政書士(行政書士登録番号18342346号)
   相続手続カウンセラ-

専門分野:相続税、事業承継

出身:広島県廿日市市

趣味:ゴルフ、旅行(海の綺麗な所)

お客様に一言:相続の事なら何でもご相談下さい